僕のおじいちゃんだった。



しかも一番幅をとる
バタフライで泳いでいた。



たまに休憩していると
監視員のようなおじさんが来て

「そろそろ行ってください!」


と言うが、



「いやじゃ!わしはまだ泳げるわ!」



と言って泳ぎを再開していた。 



それは見事なバタフライだった。