いつもの一日だった。



午前中にその日の分の宿題を済ませ、昼食を食べ、いつもの公園のベンチへ向かう。



他の3人も同じような時間に集まり、何をするわけでもなく、適当に遊んで、17時のチャイムが鳴ると解散。






小学2年生の夏は、こうして平凡に過ぎるはずだった。








『この日までは』