「ここが俺らのクラス。3-1だよ。」

 淳はとても優しく、すぐに心を開くことができた。
 
 案内された教室は、やっぱり金持ち高校らしい入り口だった。

 普通ある??扉が黄金の扉なんて・・・。

 もしかして、この扉のことかな??

 「あ、この扉よりもっとビックリすることだから。」

 「え・・・」

 予想外のコトバに驚きが隠せない。

 「まぁ、入ってよ」

 ドキドキしながら入った教室の中は・・・・

 「おっ、マジで女だっ!しかもチョー美人っ!!」

 「ほんとだっ!みんなきてみろよ、本気で女だぜ!?」

 「これで、3人目だよなっ!?まじすっげーっ!!」

 なんと、中に入ったとたん男子たちがいっせいにちかよってきた。

 その迫力があまりにもすごく、淳の後ろに隠れた。

 「おいっ、みんなやめてやれよ。おびえてるだろ??」