「別にしてねーし」


すると奥さんがクスクスと笑い
腰を上げた。


「リビングでお茶しましょ」


寝りについた美羽ちゃんを残し
全員でリビングに移動する。


「あれ…おばさんは?」


「ん?お前ん家に行ってる
はずだけど会ってない?」


「あっそうなんだ。
私、帰る前に翔君に
連れて来られたから(^-^;」


そこにコーヒーとクッキーが
運ばれて来た。


「あっお手伝いしなくて
すみません」


「いいえ。
それより翼の初恋の人に
一度、会いたかったから
嬉しいわ」


(えっ!?)


「バカ何言い出すんだよ」