「ミユちゃん可愛いよ」


「なっ!?
翔君てば急に何言ってんの」


いきなり可愛いと言われて
私は焦り顔がほてる。


「兄貴の子供。
美しい羽で美羽」


(あ〜子供の名前か)


翔君の言葉で少しほてった顔を
冷えた手で押さえていると
突然、翔君に腕を捕まれ
更にドキッとする。


「美優姉きて」


翔君はそのまま自宅へ
私を連れて走った。


玄関を開け「美羽ちゃ〜ん」と
叫びながら靴を脱ぎ
ドタバタと中へ入ってく。


一人玄関に放置された私…

(えーっと私はどうしたら?)笑