「 あっ、俊くん ここまででいーよ 」



   「 ... おう 」



   「 送ってくれてありがとっ 」





   あたしの飛び切り幸せスマイル ...


   いや、俊くんだけのあたしの笑顔を


   思い切り振りまいた



   でも、俊くんが返してきた笑顔には


   全然及ばないけどね、


   あたしは自分の家までスキップを踏んで


   帰ろうとした、





   「 麻衣っ!!! 」


   「 ... え? 」


   「 … ん 」


   「 .... !?/// 」



   俊くんの方へ振り向いたあと



   一瞬の出来事で何がなんだかわからなかった



   あたし... 今


   今 …、





   「 んじゃ ばいばい 麻衣♪" 」





   俊くんの笑顔ともってかれた









       あたしの"ふぁーすときす"