幸い誰もおらず紙の捜索開始。


女子トイレは個室が5つ


手前の個室…


「ない」


2つ目の個室…


「ナイ」


真ん中の個室…


「Nai」


4つ目の個室…


「あれっ」


また誰か入ってる…


ここが女子トイレということも忘れ


「カミくださいカミカミカミ~」


「はっはい奥のはまだです」


言葉の意味はわからなかったが奥の個室がどうのこうの


奥の個室へ


奥の個室…


「あった(泣)」


「あっ」


限界だった


もうだめだ


思考なしで俺は女子トイレで用をたしていた。


流して一安心したものの我にかえる


事の重大さに気付いた。


すぐにでも出たいところだが気になるのが4つ目の個室にいた人


よく覚えていないがまだでてきていないはず。


その人が出るまでは無理だな。


するとドアが開く音が連続でした。


よしっ


思ったその時、


「キャー」


女性の悲鳴にすかさず(女子トイレってこと忘れてます)


飛び出た


「ガチャ」


目の前には目が点の女性が一人


横には痩せこけた清掃員の服装の男がいた。


驚く間もなく


「キャー」


女性が叫びながら外に出た

ヤバイと思い外へ出る


外には悲鳴を聞きつけたのか見るからに警備員というような男がいた


「トイレに男二人が…」


「えっ!今度は変態ですか」

「ちょっと待ちなさい!」

声が聞こえると同時に俺たちは走って逃げていた


清掃員の男と共に…