私、姫野瑠李(ひめのるり)。高校1年ですっ!

ごくふつーの高校1年なんだケド、

片思い中です


その人の名前ゎ、

一之瀬慧斗(いちのせけいと)。

同じクラスで、結構人気物。

私ゎ、地味だから、まったく近づけない
の。

でも、隣の席で、すっごい優しい。

「なにー?またアイツのコト考えてんの?ヒューヒュー♡」

「もー。からかわないでよっ!」

この子は、親友のユメノ。

結構モテてて、1日に5回ゎ、告られてる。

綺麗に巻かれたブラウンの髪。

彼女なかせたら、私が許さないんだからっ!

「いいよねユメは、モテててさぁ。
私なんか、一回も告られたことないし。ユメがうらやましいよ。」

「なーにいってんの!あんた、自分がわかってないだけでめっちゃカワイイんだょ?告られないことが不思議だよ!」

「はいはい。お世辞はいいから。ほら、あの人ユメのコトずっとみてるょ?絶対明日告られるね。瑠李の勘。」

「お世辞ぢゃないってば!!!」

そんな会話をしていた時。

「もう席つきなよ。授業はじまっちゃうよ」

ニッコリと満面な笑みでいってくる

ドキッーーー。

「あっ!本当だありがと慧斗くん!じゃーね、瑠李!」

「うん。じゃーね!!!」

ジーーーーー。

なんか横から視線を感じる。。

振り向くと慧斗くんがこっちを見ていた。

「あ。あの。顔になんかついてる?」

「いや。瑠李ちゃんは、笑った方がかわいーなーって。」

「っっ!!!そっ!そんなことないよ! 私、地味だしさ。」

「瑠李ちゃんが地味?そうかな?俺はふつーの女子高生にみえるけどな。」

「本当?そういってくれるとうれしいな。」

はじめて、地味じゃないっていわれた。。。

「あっ!やべー。数学の教科書忘れた。チェッ。また説教だなこりゃ。」

へぇー慧斗くんって忘れ物するんだ。。

って!そういう場合じゃない!!

こまってるんだから、助けてあげるのかふつーだよね。

「慧斗くん。」

「ん?」

「よかったら、教科書かそうか?」

「え?まじ!いいの?」

「うん!」

「ありがと~!あっ!お礼したいから電話番号教えて?今度おごるからさ!」

「えっ!いいよ!そんな。おごるなんて。。。」

「いーやーだ!俺がしたいんだから!遠慮せずにさ!赤外線できる?」

「う、うん。」

ピッ。。

「よっしゃ~!いつでも、電話してね!」

「うん。。。」

え?うそでしょ?慧斗くんの電話番号ゲット!

やった~!

ーー慧斗Sideーー

よっす!俺、一之瀬慧斗高校1年!

俺、あんなかわいー笑顔みたことない。

はっ!俺ナニ考えてんだ!!

まっ!番号ゲットしたし!やったね!

早速、帰ったら電話してみよー!

ーー帰宅後ーーー