「由宇夜ちゃん、桜ちゃん、

僕と遊んでて楽しかった?」


ぽつりと投げかけられた問に

私は必死にうなづいた。


「そっかぁ…

よかった…」



「ゆ、や、

また会いたい…」



濃紺は優しげに揺れ動く。



「うん。僕も、

会いたい、なぁ」