私は、猛スピードで、ご飯を食べて、家を出る準備をした。

出る前に鏡を見て、自分の頬をたたいて、

「頑張らなきゃっ」

そう言って家を出た。


学校に着くと、遅刻ギリギリ。危な~~。

「桃乃、遅刻ギリギリじゃん!!」

「ちょっと考え事してたら遅くなった。」

そんな話をしていると、今一番会いたくないあいつが来てしまった。