ピピピピ・・・

目覚ましの音で私は起きた。

「もう朝か・・・」

昨日、絶対にあいつに落ちない宣言を愛美に言うと、

「無理だね。いくら桃乃でも夢矢くんに落ちないわけない!!」

ってきっぱりいわれてしまった。

そう言われてくると、自信なくしちゃうのが私の性格。

でも、絶対に落ちないって決めたんだから!

「桃乃ーーーー。遅刻するわよ!!!」

「わわわっ!!!」

考え事してたらもうこんな時間!!