新八「また土方さん走ってんのか?」
原田「土方さんは新八と違って三日坊主じゃないからな」
新八「はあ!?」
平助「はは!!新八さんすぐにやめるもんな!なにごとも!」
新八「んなわこねぇだろ!このぉお!!」

新八は左之助と平助を追いかけまわしていた。

山南「沙彩さん、すまないが持っていってもらえますか?」

「わかりました!」

沙彩はお膳をもって土方の部屋へ足を運んだ。






「土方さん?土方さん、朝餉をお持ちしました!」

「…?」

返事はない。
沙彩は失礼して、少し開いた襖から中をみた。静かに寝息をたてている土方さんがそこにいた。

布団には着替えたような服とタオルが散乱している。
どうやら朝方走って、すぐに疲れて眠ってしまったらしい。
襖を開け枕元にお膳を置いて寝ている土方さんの体を揺さぶった。


「土方さんおきてください!風邪ひいてしまいます!!土方さん!!」