今日は斎藤さんと沖田さん。

斎藤さんは手際よく、だし巻卵を作っている。沖田はんはイモの皮を剥いていた。

沙彩もお味噌汁の作業に取りかかっていた。

総司「左足大丈夫なの?」
「あ、はい!少しまだ痛みますけど…」
ふーん、と言いながらか総司は沙彩の左足を見つめていた。


斎藤「足、どうかしたのか…
?」
「昨日、少しヤケドしただけですから大丈夫です。」
斎藤「…大丈夫ならいいが、無理はするな。急に倒れられても困る…」
「うっ、はい…すみません」


朝餉は広間で皆と一緒にとる。

ただ一つだけお膳が置かれたまま姿がない人がいた。

土方さんだ。