「っ…」
歩きながらやはり少し足がいたいと思う。
総司「沙彩」
「!?沖田さん?」
総司「そんな足でどこいくんだ?」
「っ!!」
総司は沙彩の少し引きずった、足を見つめた。
総司「僕もついていくよ。いこう?」
「え、ちょ…沖田さん!?」
そは先に道場へ足を踏み入れるが、沙彩が続いて入ろうとした時、総司が静した。
「ど、どうしたんですか?」
総司「旦那さんと近藤さんが話してる」
「え」
総司が、言う近藤さんとは、同じ道場の勇のこて。周助は勇の義父にあたる。
沙彩と総司は扉の隙間から覗きみていた。勇と周助は道場の真ん中で、向きあっている。
「なんの話をしてるんですかね?」
総司「さあな」
「っ」
沙彩な再び左足の痛みに、悶えた。
見兼ねた総司が、沙彩の、足をひっつかむ。
総司「みせてみろ」
「!?ちょ、え!?」
総司は沙彩の左足の着物の裾をまくった。
白い足が露わになっている。
「お、沖田さん?!やめてください!
」
総司「腫れ上がってる、あとでちゃんと手当てしたほうがよさそうだな。」
「っ!はいすみません」
総司はそんな沙彩の顔を見つめて笑顔になった。