「なな、なんだった?」


「赤井、何番?」


岬くんと海羅くんがほぼ同時に聞いてくる。



「私、3番!」


「あっ、僕と一緒~!」


「俺と同じじゃん!」


えっ!


「うそっ!嬉しい!」


思わず声を大きくしてしまった。


仲いい人達と同じ部屋になれるなんて!


私、くじ運強い。