私も隼人のこと友達として、好きだよ!


「私も隼人のこと、好き!」


ふざけながら、言う。


「それじゃあ、ね、隼人!」


隼人はちょっと悲しそうな顔をしてから、ニコッと笑う。


「またな!」


私は、その後、走って友達のところへ行った。


その後隼人が、


「ほんとに、好きなんだよ…っ、馬鹿野郎。」


そうつぶやいたことも知らずに。


「なに言われたの!?告白?ななモテるし!」


「はぁ!?モテないよっ!大切な友達だよ、みたいなこと言われたー。」


それが、最後。


私はパパの転勤が早くなり、次の日には転校していたのだった。