「なんなのこのクソ女っっ!」


「隼人があんたにこんなこと言う機会はもう、に・ど・と、ないのよ!?」


「自惚れてんじゃないわよ!」


女子の皆様が…


嫌すぎてため息が出る。


私、今日で何回ため息をはいたんだろう。


「先生、隣、いいでしょ?」


橋本(君付けはやめた)が先生に試すように言う。


お願いっ、やめて!


先生そんな私のかすかな願いも裏切り、


『じゃ、七美ちゃん、席あそこね?』


橋本の隣の席を指差したのだった。