「唇の横にコーヒーが付いてるんだよ」 ティッシュ1枚を私の手に乗せ何も無かったよう手を引っ込めると髪をクシャリと掴んだ。 「...オレが怖いか?」 怖いって...一言で言えば怖いと言う類だと思う。 だけど...私の怖いはドキドキも重なってきっと何を言うのか分からないからだと思う。