「きゃぁぁぁ~何するんですか?」


かぁっと顔を真っ赤にし目の前に居る獅子さんの頬に向かって片手を思いっきり振り下ろした。



――ッパチンと頬を叩く音と共に獅子さんの声が静に響く。


「っ痛...何するんだ?」


「あ、当たり前です、パンツを引っ張るなんて信じられない!」


「だったら見えないようなパンツを履くかウエストラインまで来るジーンズを穿け」



獅子さんは、叩かれた頬に軽く触れ椅子から立ち上がると別の部屋へ行ってしまった。