獅子さんが心で泣いているように思えた。
男の人って辛いよね、誰にも弱音を言えない、そんな時、どうしているの?
私なら、ずっと傍にいて弱い部分も包み込むよ
ずっと傍に居るから。
「牡丹、眠くなって来たな、ちょっと寝る...」
そう言うと私の後頭部にキスを落とし寝息が聞こえてきて
抱きしめられてる体の向きを変え獅子さんを見つめてから唇にチュっとキスをした。
この時、脳裏に浮かんだのは獅子さんの言葉《したかったから》その言葉の意味を今始めて理解した瞬間だった。
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