ふっと自分の耳たぶを持ちプニプニ揉んでみた。 「牡丹、何をしてるんだ?」 我に返ると1個飛ばしで座っていたはずの獅子さんが隣に座り、お茶を飲んでいた。 「あ、な、何でもないです」 耳たぶから指を離し獅子さんをチラリ見つめると 飲んでいるカップの淵からチラり私を見つめ口の端を持ち上げた。 ・・・ドキ。