「あの...どっちに...」
「お前は、食べず嫌いがありそうだ取り合えず俺の傍で食え」


意味が分かりません。


仕方なく獅子さんの隣に座り前に座る風斗さんを見つめると口元が笑っていた。


きっと私には、理解できない何かが2人の間に起きたのだとしか分からなかった。


そして獅子さんと風斗さんは、両手を前に出すと手を合わせ「頂きます」と言って箸を持ち食べだした。