風斗さんは、口に銜(くわ)えていた箸でポテサラを取り、私の口の前まで持ってくる。
風斗さんの箸で食べていいの?
チラっと獅子さんを見つめると気にする様子じゃなかった。
これから同じテーブルを囲んで食事をするんだ間接キスぐらい
口を半開きにしポテサラを口の中に入れようとした瞬間、突如猫みみが私の視界に入って来てポテサラを奪った!?
「んなぁっ?」
「あぁぁん?」
獅子さんの目が怖いです。
「獅子~どうして食べるんだよ、せかく間接キス出来ると思ったのに」
ポテサラを取られた風斗さんは頬を膨らませた。
「風斗さんのイジワル」