「牡丹ちゃん...ありがとう」

椅子に座り、叔父さんは、頭を下げると私は何も言わず叔父さんの刺された場所を消毒し包帯を巻いた。


傷が浅くて良かったけど刺さった場所が悪かったら今頃病院だよ。


軽くため息を吐き側に置いていた救急箱の蓋を閉め、食器棚の上に乗せた。


「牡丹ちゃん...」


叔父さんが言おうとしているのは、分かっているけど