目の前で膝を落とし倒れている叔父さんに声をかけた。 「叔父さん、叔父さん大丈夫?」 「大丈夫だ、牡丹は大丈夫だったのか?」 「うん、獅子さんに助けてもらった」 生きてて良かった、死んじゃったらどうしようかって思った... 私は胸を撫で下ろしカラダの力が一気に抜け、その場に膝を落としたのだった。