「牡丹ちゃん、そんな所で立ってないで、こっちに来て紅茶でも飲んだらどうかな?獅子はね、今アレジメントをお客様の所へ届けている最中だよ」


そうなんだ...

「そ、そんなんじゃないけど...」
「まぁ、兎に角、こっちへおいで」


風斗さんに手招きされるとテーブルの前に座った。


「紅茶、丁度ローズヒップがあるけど、飲む?お肌にいいらしいよ、香織ちゃんも美味しいって昨日飲んでたよ」