それって、私を信用していないって事?

叔父さんは、そう言う目で私を見てたの?

もう叔父さんの許可なんて要らない家から出て行くから。


「分かった...」

「分かってくれたんだね、唐木さんには断りの電話を入れておきなさい。事務所の事はちゃんとしておくから」


私は、家を出て行く、そう決めた。