「俺が保護者だ」


皆が一斉に獅子さんの顔を見つめた。


「なんだ、何が悪い...牡丹の保護者だって言ったのがそんなに変か?」


これって...変も何も...私は獅子さんの子供じゃないし兄妹じゃない。


知られた所で痛くも痒くもない。


「わ、私喉乾いたみたいです、沙耶さん、それウーロン茶ですよね下さい」


沙耶さんの目の前にあるウーロン茶を手に取り一気に喉の奥の方へ流し込んだ。


アレ、アレレ?