ここは獅子さんの部屋。


天井にクルクルと回る木のファン、風通しが良く寝心地のいいベット。

「そこに座れ」


背中越しから声をかけられビクビクしながら目の前にあるソファーに腰を下ろした。



何分経ったのかな?

座ったまま喋る事が出来ず、抜け空のように、ため息を吐いた。


獅子さんは、テーブルを挟んで目の前に座り、腕を組みながら軽く睨んでる。


まさかブリリアントが獅子さんの所だと思わなかった。