岬先輩は、学園の王子さまって事で、かなりモテていたけど『俺の隣は牡丹だけだよ』って... 嬉しかった。 自分の存在は岬先輩の為にあるんだって...だから毎日が楽しかった。 学校の帰りも遊ぶ時も電話をして声を聞いているだけでも 心臓は高鳴って一生この人の為に、生きていくんだって思っていた。