カタンコトンと列車がレールを走る音人が行きかい、楽しそうに歩くカップル。 「...姉ちゃん一人かい、今から呑みに行かないか?」 フラフラな足を立たせ酔っ払いは、私の視線まで腰を下ろし声をかけてくると 「面白くない...」そう言ってチっと舌打ちをし何処かに行った。 気づけば列車に乗って揺られ、ふっと窓を見つめると煌びやかなネオンに引かれて駅のホームに足を降ろした。