ほんっと最悪!!!

なんなのあの人・・・。

顔は最高なのに性格最悪。

先輩っぽかったな。

同い年ならガツンといえたけど・・・。


こんなことを思いながら一年生の教室の前のクラス表を確認!!

安藤麻理香・・・安藤麻理香・・・

あった!!!

4組だ!!



教室に入ると案の定知り合いはいなかった。

そのまま黒板に書いてある席を確認して机に直行。

・・・やることない。

いいや。ボーっとしてよ。

・・・・・・「わあっ!!」

あたしの前にいきなり大声を出して現れた美少女。

あたしはびっくりして声が出なかった。

「・・・あははー!!いきなりごめんね!びっくりしたでしょ!?お友達になりたくてさっ。

あたしは関口 麻耶(せきぐち まや)。よろしくね!!」

可愛い笑顔で話す彼女。

ツインテールのライトブラウンの髪型。

メイクは濃くてギャルってかんじ。

「あっ・・・よろしくね!!あたしは安藤 麻理香!!麻理香って呼んでね!!」

「りょーかいっ♪あたしは麻耶でいいからねー。」