そんなああぁぁ・・・・。
「俺さぁ、4組で隣の席の奴がうざそーだったから授業いきたくねんだよな。」
なんてニヤニヤしながら言ってきたこいつ。
「それあたしのこと!?」
「うん。」
こっ・・・こいつ即答しやがった・・・。
「なんであたしの隣だって知ってんのよ!!!」
「放課後クラスに席表見にいったらなんとか麻理香ってへんな名前が書いてあってそいつの机
んなかみたらキモい顔の奴が写っててやんなった。」
はぁ・・とため息をしながら言うだい・・・いや、大輝。
「じゃっじゃあもうこなくていいよっ!!あたしだってあんたの隣で授業受けるのなんかごめ
んだしっ!!それで留年になってもあたしのせいにしないでよねっ!!」
ばーか、と言い残してあたしは屋上内の大輝が見えないとこまではしった。
「もう!!なんなのよあいつ!!神様・・・これはあたしが数学サボった罰ですかぁっ
!!??」
一人で走りながらこんなこと言っているのは周りからみたらすんごい変な子なんだろうな。
まぁ屋上にはあいつとあたししかいないだろうけどね(笑)
原 大輝と二回目の出逢い。
やっぱりあたしはこいつが嫌い。