「斉藤!?」



目を開けると私は先生に抱き着いていて・・・・



え・・・・嘘・・・先生の腕が私の背中に・・・・



先生・・・助けてくれたんだ



こけるかと思った



あっ先生の心臓もドキドキ言ってる



私の心臓もいつもに増してうるさい・・・



先生の腕の中にいるなんて夢みたい



「ったく、下ぐらい見ろよ」



「ごめんなさい」



「はあ・・・まあ良かった、怪我しなくて」



先生の抱きしめる力が強くなる。



「っ」


やばい声出そうだった



もうっ・・・・好き・・好き・・大好き・・・・先生



そんなこと言われたらもっと好きになっちゃうよ



もっと一緒にいたくなる



もうこのまま時間が止まってしまえばいい