「はあ!?」



な・・・何言ってんのよ、お兄ちゃん



「冗談だろ、なんかお前必死だったからさ」



必死・・・・?



そんな所にも出ちゃうんだ



こんなんじゃすぐバレちゃう



「何言ってんのよ、もうやめてよね」



「悪い悪い、お前好きな奴とかいんのか?」



「え?」



「いないの?」



「いるけど」



「誰だよ?お兄ちゃん協力してやるよ」



「結構です」



「可愛くねえなー協力してやるって言ってんのにさ」



私は食器を片づけると部屋に入った



「はあっはあっ・・・」


ヤバかった



本当にバレちゃうかと思ったー



お兄ちゃんも油断出来ない



同じ学校な訳で・・・・先生と話している表情なんか見られたらバレる



だって私、先生と話してると笑顔で顔赤らめてる



まるで少女漫画みたいに・・・誰が見ても好きなんだって分かるから