先生は私にキスをした



先生の唇は熱くて



とろけてしまいそうだった




やっぱり結ばれたいと思わないのは無理だけど



卒業まで我慢するから



先生を困らせたくない




先生は唇を離した



「今日、放課後、ちゃんと来いよ?」



「うん・・・」



行くに決まってる



私は部室から出た



教室に入ろうとすると、そこには高野先輩がいた



「幸、おはよ」



「おはよう、どうしたの?高野先輩」



「今日一緒に帰んない?話したい事があって」



「え・・・・ごめんなさい」



「先生?」



「え?」



今・・・なんて?