また涙が溢れた



こうなるはずじゃなかったのに・・



何で・・・こうなるの?




先生が好きなだけ・・・それだけ




「幸!?」



その時・・・誰かが私を呼ぶ声がした



「え?」



振り向くと、そこには自転車に乗っている美優がいた




「幸、どうしたの!?」



美優は自転車から降りて、私の所に来た



「美優・・・」



「ちょっと・・・何があったの?」



美優は私の涙を見て驚いている様だった



「私・・・もうダメかもしんない」



「え・・・何が?ちょっとここじゃまずいから、あっち行こう」



学校を出て、カラオケにそのまま入った



「で、何があったの?」



私は席に座った