そりゃ、そうか。


世界NO.1がここにいるんだもんね…


それは、驚くよね…


軼「あー!」


蘭龍は、軼声で気づいたみたい。


軼「咲に抱きついてるー!」


ぇぇぇぇぇえええ!!?


そこ!?


普通そこ!?


椎「悪いー?」

軼「僕の咲だもん!」


ギュッ


軼が抱きついてきた。


あ、あのさ…


どっちからも抱きつかれてるから、痛いんだけど…


まぁ。我慢しよう。


2人の言い合いが終わるまで、我慢したけど…


もう無理。


うるさいし、痛い…


ブチッ


とうとう私の中で何かがキレた。


『うるせぇんだよ!!しょうもない事で喧嘩するな!!椎、帰ってからお仕置きだ!!軼、死にたいか?とにかく、離せ!!どっちからも抱きつかれたら、痛いだろうが!!てめぇら、男なんだからちょっと気をつかえ!!それもわからないクズか!!』


ふぅ。スッキリした。


私は、周りを見た。


蘭龍がまた固まってる。


でも、結城達は慣れてるから平気みたい。