「もう24時……。 そろそろ寝よっか」 のんちゃんが、伸びをした。 そして、のんちゃんのベッドを指さす。 「今日は、ちっちゃい頃みたいに、一緒に寝ようか?」 ――ごそごそごそ。 ベッドの中でもぞもぞと動くのは、小さい頃からののんちゃんのクセ。 ひと通りもぞもぞ動いて……のんちゃんは、あたしのほうに体を向けた。 そして……ズバッと核心に触れる。