そんなことをいろいろ考えていると……。


「ふぅ……。
いいお湯だった~。
心優、お待たせ~」


ほんのり桜色のほっぺののんちゃんが、あたしを同じように頭をふきながら、部屋に入ってきた。


そして、少し遅れて、お手伝いさんが、お茶を運んできてくれる。


それと高橋さん特製! スペシャルクッキーを頬張りながら……。


のんちゃんが、ぽつぽつと話しだした。