「みーゆ。 ごはん食べて……。 お風呂に入って……。 ゆっくりしてから……」 「ん?」 「煌が、どうして心優を助けにきたのか、教えてあげる」 のんちゃんは立ち上がりながら、唇の前にひとさし指をつき立てた。 「でも、まずは……。 あたしの服に、着替えなよ」 そう言って、のんちゃんは……あたしに着替えを出してくれた。