――ポスンッ……。 数十秒後、あたしと五十嵐くんは、ふかふかのマットの上に落ちた。 とりあえず……。 怖かったけど、痛くなくてよかったよ。 そんなことを考えながら、ここ……どこ? あたりをキョロキョロと見回した。 細長いベッドに、いろいろな器具。 大きな機械までも置いてある。 背筋がぞっとするような、イヤな感じ。