「へぇ。
この制服。
桜花女学院の制服じゃん」


あたしの肩を抱いたシルバーの髪色の男が、制服のリボンをプラプラ揺らした。


「ラッキー。
あーんなお嬢を味見できるんだ?
悪くねぇなぁ」


二マッと笑って……。


今度は、別の……青い髪の男が、あたしの髪をサラサラ斗……感触を確かめるように、持ち上げた。


「やっべ。
超いい匂い♪」


そう言いながら……顔を、あたしの髪に近づける。