そんな……男っぽくて、優しくて。


いつでも、あたしを守ろうとしてくれる煌の低い声を聞いてると……。


“あたし……。
女の子でよかった……”


ものすごく幸せで。


「あ、それから、心優」


「……え?」


「目ェ閉じて?
さっき、お休みのキス、するの忘れた」


少しかすれた煌の声に……。


ものすごくドキドキした。