「えっ!?
うそっ!?
怖いっ!!
ここから出してください!!
帰りますっ!!!!!」


そう言って、4、5人の女の子がドアにすがりついたけど……。


その扉が開くことはなかった。


重苦しい静寂が、部屋の中を包み込む。


その静寂を破ったのは……。


「バカッ!!
だから、あたし、あれほどイヤだって言ったのに――っ!!
こんなの、すっごく、気味悪いじゃん!!」