愛斗くんは、優しい笑顔で、あたしのおでこをチョンチョン触った。


「心優ちゃん、ここにシワができてる」


「……っ!?
えっ!?
あっ……」


急に愛斗くんにおでこを触られて、驚いたあたしは……。


おでこをバババッと押さえながら、ぴょんと横に飛びのいた。


び……び……びっくりした……。


だ……だ……だって……。


愛斗くん……。


急に、あたしに……触るんだもん……。