慎が
今度はそっと手を伸ばす




あごの下を艶かしくなぞる
慎の繊細な指







あたしの意思とは関係なく






ゴロゴロと喉が鳴る






あたしは何か
言い知れぬ熱いうずきを
身体の奥に感じていた