こ、これがあのだっさい地味な自分だなんて信じられない…

鏡に写る自分は別人みたいだ



「柚は、気づいてないだけで美少女だし
これくらいしなきゃ損するよ」



「あ、ありがとう…」



「とてもお綺麗ですよ」


うわわわわ、店員さんまで…


「ありがとうございましたー」


ふう……

美容室を後にした私達は
マニキュアや、髪の毛の手入れをするための小物を買いに行くために

ショッピングモールへと向かった