授業中に手紙を回すことは
  嘘のようになくなり、
  給食時間も大抵女子としか
  話さなくなった。

  でも君はきっと、
  いろんな人と楽しく話してる。

  君が私に向けてくれていた、
  あの魔法のような笑顔を、
  私の知らないとこで
  誰かが独り占めしてる。

  そんなことを考えると、
  もう面倒くさくなって。

  君を好きになるの、
  もう止めよっかなって。

  何度も何度も思ってたら、
  胸が締め付けられて。

  ハートのガラスが割れて。

  破片が散らばって。

  その破片が涙として出てきたの。

  恋って、辛いね。