じゃ、行ってくるね


と背中を向けて歩いて行くと湖に足を置いた


「え…」

みんなの声が被った


みんなの反応をよそに十六夜さんは湖の上を歩いていく



「沈まないの?」

「らしいな、」

「俺もできるのか!?」

「.........やめとけ」



という雷斗の制止を聞かずに飛び出した涼。



あ、と言ったときには時すでに遅し......



ドボーン!




――――............



「ゲホッ、ハアッ!.......ッ」


涼は縁で沈んだから直ぐに回収された


「だから言っただろーが」

と雷斗は呆れるように言って腹を押さえて水を吐き出させてる